金銭管理はダブルチェックが基本

巨額横領容疑:イオン保険の元課長を逮捕
http://mainichi.jp/select/news/20121024k0000m040051000c.html
横領:文具会社元課長が３億８９００万円着服の疑い
http://mainichi.jp/select/news/20121010k0000m040155000c.html
裁判:４億７０００万円詐取の元弁護士に懲役１５年求刑　「倫理観全くない」と福岡地裁
http://mainichi.jp/area/news/20120929sog00m040003000c.html

弁護士が悪意で詐欺を働くのはまったくの論外。弁護士に借金してでも、あるいは、死ぬまでしっかり弁済してもらおう。

組織での金銭事故は、基本的にチェック体制が機能していない結果だ。振り返れば単純なことだが、一人の者に任せっぱなしにしているケースがほとんど。
原因は、管理者や経営者の管理能力欠如が災いしている場合が多い。経営者は自らチェックできない場合には、朝礼などで注意喚起を欠かさないこと、また、管理者に金銭チェックをしているか確認すること。

直属の上司は、業務項目の細目について作成したチェック表を、日次、週次、月次単位で、計画的に実行しなければならない。管理者は、自分がすべき管理を通して、「管理の仕方」を部下にしっかり学ばせること。管理者は、単なる“プレイヤー”に成り下がってはならない。
　管理には、「人の管理」と「仕事の管理」の二面があることを確認しておきたい。

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