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新就職時代(2) [就職]

〈人と同じことをしない〉
 農耕文化の下では、人は皆同じことをすることで相応の効率が上がり、また、集団が維持されうまく機能した。工業化と都市化が進み、人の在り方が‘集団’から‘個’に分化した現在、個人は他人の影響下で生きるのではなく、自分自身を主体として存在する場で役割を発揮していく生き方が求められる。したがって、他人とはいかに異なった存在になるよう努力することが、自分の最大の幸せに繋がるということを認識したい。
 他人に合わせないということは、時に辛いこともあるが、それを乗り越えて、自分が本当にやりたいことに情熱を傾ける人が幸福感を味わうことができるのだと思う。他人に合わせないということは、決して自己中心に生きることではなく、良好な対人関係の中で、自分の意思をうまく伝えるということだ。結果として、周囲に良い影響を与えることのできる存在になるだろう。
〈テーマを意識する〉
 人は毎日、いろいろなテーマを持って生きている。仕事を完成する、職場の何らかの問題を解決する、週末は家族と出かける、衣替えの準備をするなど、みんな複数のテーマを持ちながら日々生きている。これらのテーマをこれまでよりも意識して、それぞれのテーマを効果的に進めるよう努めたい。テーマは課題と読み替えてもよい。
 時間の使い方は量から質へと変化が生じるだろうし、課題解決のスキルが巧まずして向上するだろう。時間の余剰が生じたら、自分が自由に使える時間にしたり、時間がなかったためにできなかったことに費やすことができるだろう。自分に直接関係ないと思えたテーマに向うこともできる。教養の幅も広がるというものだ。
 ここ数回、就職について書いているが、就職の進め方もやるべきテーマ(課題)を明確にし、時間を意識して進める(集中する)ことで、希望の職種に就いて欲しいと願っている。

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