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不正が続く農協 表に出るのは氷山の一角、喫緊の課題は「農協改革」 [リーダーシップ]

横領容疑で元農協支店長逮捕=被害1億2000万円か―大分県警
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130128-00000137-jij-soci

メディアに出る不祥事はごく一部だが、ほとんどの農協で内部不正が多く発生している。一体にお金にルーズで、管理者の能力は公務員の管理者と同等にその能力は乏しい。

組合員の農家に共済保険をこれでもかと言うほど加入させ、高額商品を買わせ、販売資材は高額で、ローンの利息でさらに農家の負担がかさむ仕組みになっている。農家はいい“カモ”であるが、こうして上がってきた利益で余裕裡に働く多くの役職員の給料に当てられている。

農協は農家の意識改革と営農指導を基本にして、「農業改革」を真剣に進める必要がある。しかし、農家を収入源としている現状を変えたくない、農家から得られる利益をさらに拡大したい、こうした現実からは「農業改革」は全く期待できない。結果、何の努力もなしに“PPT反対”を訴えるだけの集票政治団体になっている。

農業改革を真剣に進めるためには、まず、「農協改革」が喫緊の課題。農水省とのなれ合いを遮断、農家を利益源としないことを即時実行することが必要。

すでに気付いている人もいると思うが、農家の皆さんは農協とは一定の距離を置きながら、利益が上がる農家となるよう意識を変えること。地縁人縁を時にはバッサリ切ることも必要。農協だけの指導に依存しないで、新しい作付け、独自の技術開発、販売ルートの確保、学び続ける農家になること。近隣農地との協業・合併を進め、大規模化を果敢に進めることも課題。農協部内の目標達成だけ狙う商魂に協力することは止めること。

「自ら成長しようとしない限り、農家も農協も発展はありえない。」


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