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人生の基本の一つ「感情制御」 [能力]

感情は大事な心の働き。喜怒哀楽を感じ、人生を豊かにもしてくれる。自分を成長させてくれるのも感情が大いに影響している。しかし、人生を狂わせるほどのいたずらをするのも「感情」。兵庫県尼崎市で起きた女性による複雑な関係の中での複数殺人。どのような「感情」が彼女をそうさせたのか? はたして深層の心理は解明されるだろうか。

人生を通して、自分の感情をコントロール(制御)することは非常に大切。そのためには、幼少期は、叱ったりしてその子の感情を抑圧しないで、言葉で事情や状況を分かりやすく説く。子供の気持ちも聞く。今後、そのようにできそうかどうかも訊ねる。勿論、1回や2回で子供が得心することは無いから、何度も、そして辛抱強く話しかけなければならない。これは成長した大人の義務であり、必要な能力だ。
しかし…、ここで多くの大人が「切れてしまう」ことがある。幼児よりも大人の方が問題なのだ。ひどくなれば、幼児への虐待や殺人事件になる。目の前に起きていることは何とかなる、たとえ今できなくてもいつかは出来るようになると肯定的(前向き、建設的)に考えること=悲観ではなく楽観に生きる。
自分の感情をコントロール(制御)するには、どうすればいいのだろうか?

*自分の性格をよく知ること。紙にできるだけ多く書き出してみる。さらに、親しい人に聞いてみる。直してみたい性格をその日から意識して気を付けて生活する。例えば、優柔不断で困る、と言う場合。物事の基準やルールを考える。対象になっているコトやモノ、人について、功罪(メリット、デメリット)を素早く考えてみて、どちらがいいかを決めるよう訓練する。あいまいさを少なくする生活をしてみる。

*「絶対こうだから」みたいなことは言わない、考えないこと。「絶対~~」という人は、相対的に物事を考えにくい人だ。世の中は、あるいは、世界は知れば知るほど、自分が「絶対」と考えていたことが、そうではないことを知る時が来る。まあ、来ない人もいるが…。
例えば、神社を参拝する時、「二礼二拍一礼」をする。どの神社でも「二礼二拍一礼」だと思っているとそうでもない神社がある。出雲大社と宇佐八幡宮では「二礼四拍一礼」する。もし、知ったかぶりで「二礼二拍一礼だよ」と大きな声で言った時には、後で知れば大いに恥じ入るだろう。
日常生活で、頑なに「絶対こうだ」などとは夢にも考えない方がいい。自分の幅を狭め、「柔軟性」を弱めてしまう。

*世の中には色々な人がいることを理解すること。人は、一人ひとり「個人文化(個性)」を持っており、あなたもそうだ。幼児、子供であっても同様。その個人文化を一概におかしいとか、けなすことはできないはず。反対に、あなたがそうされた場合を想像すればよく分かるだろう。生い立ちからして人は皆違うのだから。どの子にも誰にも「人格」があり、憲法を読むまでもなく、絶対的に尊重しなければならない。

*起きたことや人をあるがままに受け入れること。あるがままに受容すること。あれこれ批判しない、評価しない、言い訳をしない。それよりも、受容したことに対して必要に応じて「何を、どうすればいいのか」を考える。あるがままに受け入れる能力を身に付けるよう努めたい。

*他人を責めない。他責ではなく、それは自分にも関係していることかもしれないと考えること。あなたも当事者のはず。ただ、今までは「私には関係ない」と逃げていたのだ。物事はあなたに関係ないことは無い。少なからず関係がある。だから、「私にも少しは関係があるかもしれない」と考えて、問題解決に参加すること。これが当事者意識を認識した生き方だ。

「川の流れのように」YOUTUBE Fujiwaratoufuten86 さん
http://www.youtube.com/watch?v=qTjCXoRMNT4


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