公務員退職金、民間より４０３万円多かった

「公務員退職金、民間より４０３万円多かった」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/dompolicy/548610/

過日、地元国立大学でのサイエンスカフェに参加した。市民向けであるが、大学の教職員とその家族が多かったように感じた。テーマは珍しく「国の財政と家計について」であった。講師(教授)は、その中で「公務員バッシング」について何度も話した。給料や立派な官舎などについての不満である。少々笑いをとろうとする話しぶりであったが、内容は基礎的なものであった。

　終了後、話の中で「公務員バッシング」と言うことを何度も聞いたが、私はピンと来ないと伝えた。実際、巷間でそれほど言われているようには感じていないからだ。（公務員の間ではそのような話題が多いのかもしれない。）
　民間企業は円高もあり、企業業績が厳しい局面に立たされているのに、首切りもない公務員が不満をぶちまけても、市民としてはホントにピンとこないのである。マスコミが言う処の所謂“リストラ”が、またまたこれから始まろうとしている時期に、生活が保障されている公務員が、「公務員バッシング」などとのたまわらないで欲しいと。

　警察と教育公務員は別として、一般公務員の給与水準は、中小企業の平均賃金と同じでいいと私は考えている。国民、市民の公僕であるから。志のある者が公務員を志望したらいい。公務員「でも、しか」では困るのだ。公務員は、そうでなくても目に見えない利益享受(フリンジベネフィット)があるのだから。「税金は一円足りとも無駄にしない」意識を公務員も市民も徹底する必要がある。

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