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不勉強な母親が子供の就活の邪魔をしないように! [就職]

 公務員や大企業なら安泰だからとか、テレビのCMで見る会社は安心じゃない? この程度の知識で娘や息子にあれこれ言っている母親がいたら、就活中の本人は大迷惑。テレビを見る時間を削って、コーチングの入門書を読むといい。それに比し父親は社会へ出てからいろいろな経験を積んでいるから、ここがいいと、簡単には言わない人が多いのではなかろうか。一見、放任に見えるが、本人の自立を促し、本人の選択を信じている人が多いと思う。仕事にも役立つから、やはりコーチングの入門書をお勧めする。
 シャープ、ソニー、日本電気(NEC)、パナソニック、あるいは以前の三洋電機など、いずれも事業縮小で人員削減中、それどころか毎年リストラである。

 本人らは、学校の就活コーナーなどで就職先を研究しているのであるから、確たる根拠のないアドバイスは本人らを悩ますだけ。キャリアについて勉強をしている学生の方が、少なくともそれを知らない親よりは、キャリア形成の考え方を下地に、現実的に就職先を研究しているはずである。
 「牛後になるより鶏口となれ」。大企業への就職はもちろんいいがそれだけに捉われないで欲しい。中堅中小企業に就職して、実績を積み自己充足感を感じながら生きていく方が幸福感が高いことも考えておくといい。自己肯定感をしっかり持って自律して生きていく方法である。
 
こうした幸福感を味わうには、やはり学校時代は勉学に励み、教養を身に付けておく必要がある。長い人生の中で、学ぶべき時に遊び呆けていると、将来そのツケが来ても当然。あくまでも学生はその本分を忘れないこと。また、家庭の事情などで思うように進学できなくても、そのことだけで諦めないこと。社会へ出れば、学ぶ機会は必ずあるから、決して向学心を捨てないこと。

 数年前、四国のある県で小学校を卒業して就職した人に出会った。若い時に大阪で下積みの仕事をしたのち、帰郷してしっかりした企業に就職し、今はお子様もおられるとのことだった。就職支援で500人ほど出会った中で、小学校卒の方はこの人だけだったが、人柄も申し分なかった。学歴は「過去」のもの。社会人になってから、いかに学習したかが問われる、いい事例である。


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