農協改革が前進、ポイント総まとめ 日経

http://www.nikkei.com/article/DGXZZO82973020Z00C15A2000000/

　「協同組合」は素晴らしい点もあるが、ややもすると社員を養うために組合員を利用してしまう。肥料や農業機械、共済保険、貴金属など高額商品の売り付け、金融による利息などを、組合員から“収奪”してきた。

　全中は、肥大化して官僚化、硬直化し、外部の意見を取り入れようとしない。組織の運営形態は古く、また経営能力があるわけではない。農協の組合長は組織の運営能力は無く、その地方の「名士」である。
　一部の農協はあるべき姿を描いて、革新的に動いているところもあるが限られている。

　農業の鎖国状態を解いて、強みを遺憾なく発揮し、弱みを補強していくことがグローバルな環境変化への適応策である。自由主義陣営の中では、国際間の取引の垣根は低くなっていく趨勢を忘れてはいけない。

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