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事例 親韓派と竹島問題 [領土]

 今から4年前、自民党政権末期の2008年8月、米国政府地名委員会は、ブッシュ大統領の指示により韓国の要求を受け入れて竹島の表記を「独島」に定め、「韓国」の帰属と認めた。当時、韓国では米国産牛肉の輸入再開に反対する反米デモが激しく繰り広げられていた。
 しかし、そもそも米国は1951年のサンフランシスコ講和条約の際、韓国への外交文書で「竹島は日本領としていたのである。

 日本では、自民党・福田政権が、「米政府の1機関がやることに、あまり過度に反応することはない」(町村官房長官)と意に介さず全く抗議しなかった。また、竹島問題で日本に抗議して一時帰国していた韓国の駐日大使が、米国の独島容認後誇らしく日本に戻ると、薮中外務事務次官は、「結構なことだ」と喜んだという。ことほど左様に、自民党も外務官僚も事なかれ主義というぬるま湯にどっぷりつかり、無関心であった。

 民主党政権になり、日韓外交を動かしていた自民党韓国融和派は去ったが、新政権でも韓国を刺激しない姿勢をとり、鳩山時代、高校地理の新学習指導要領解説書に竹島を日本領と明記せず、また、岡田克也元外相は、「不法占拠という言葉は使わないよう交渉している」と言明してきた。

 こうした日本の無策に乗じて、韓国は韓国機による領空侵犯や竹島近くでの「総合海洋科学基地」建設の調査費計上、鬱陵島の海軍基地の3倍拡張工事開始、竹島国際ジオパーク構想を発表するなど実効支配を強化している。

 日本は、外交面で相手国に“配慮”するという立場に立ち、言うべきことを言わないできたため、「竹島」で大きな歴史的外交失敗をした。そして、ブッシュ大統領は自国の国益のために、米国産牛肉と「竹島」を引き換えにした。

 わずか4年前の日本外交であるが、真実は、官僚や議員の鈍さもさることながら、日本国民の国際感覚や愛国意識の鈍さが惹起したものと言えよう。

〈知っていないと危ない場合も〉Korea(韓国)の荒ぶる人達
http://www.youtube.com/watch?v=nNRD8MludFU&feature=related

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